開業してなくても在宅ワーク専用の銀行口座は必須!個人事業主におすすめの銀行と選び方のポイント

ファイナンシャルプランナーのsonicです、こんにちは!

ブロガー喫茶ぽてこでは在宅ワークを始めたい主婦向けに在宅ワークの選び方などを特集しており、最近ではぼちぼち喫茶のメンバーたちも在宅ワークで収入が上がってきたようです。

となると心配なこともでてくるころ。

それは確定申告のことではありませんか?

ねぇ、ちょっと待って!今はまだ夏なんだけど、確定申告ってたしか2月じゃなかったっけ?今から準備ってのもちょっと早すぎない?(笑)

いやいや、むしろそんなことありません!

むしろ、まだ収入が少ない時期から経費決済用のクレジットカードを用意したり、報酬の受け取り専用口座を用意することをおすすめします。

だって、確定申告の時期になったときにお金の流れがごちゃごちゃしていると…

ぶっちゃけ、大変です!!

ほんと最初から会計ソフトなどを使って仕組みづくりさえしておけば、あとは結構自動化できるもんね。今のうちに絶対やっておいた方がいいよー。

ここで、こんなこと思いませんでしたか?

在宅ワーク始めたいけど、確定申告するほど稼げるかわからないし。そこまでしなくてもいいんじゃないの?

いえいえ。

在宅ワークを始めるにあたって、

  • 確定申告をする・しない
  • 個人事業主として開業する・しない

にかかわらず、個人事業主と同じ準備をしておくべきなのです!!

ということで前置きが長くなりましたが、今回は在宅ワークにおすすめの銀行口座について取り上げたいと思います。

具体的には銀行口座の選び方を紹介する他、在宅ワーク初心者にありがちな3つの疑問

  1. 仕事別:在宅ワーク用におすすめの銀行口座
  2. 同じ銀行でもう1つ作りたい場合の解決策
  3. 在宅ワークで稼いだお金を移動させる場合の注意点

これらについて詳しく解説していきたいと思います。

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在宅ワーク用に銀行口座を分けずに大失敗!個人事業主として開業する前からやっておくべきこと

喫茶ぽてこにて

sonic

「本題に入る前に、私が初めての確定申告で大変だった経験談を聞いていただけませんか?」

たこ子

「何なに?聞かせて!」

sonic

「私、個人事業主として正式に開業届を出す前から在宅ワークを始めていたんですけどね。その時の報酬を楽天銀行の個人口座で受け取ってしまったんですよ。

たこ子

「それの何があかんかったん?」

sonic

「個人名義の口座で報酬を受け取ることにはなんら問題はないんですけど…やってしまったっていうのは、その個人口座にプライベートなお金の出入りがあったということ!そのお金の出入りを会計上どう処理するか?でいろいろと調べることが山積みで、あとからマジで後悔しました。」

ぽてこ

「そういえばsonic先生、確定申告の準備早いうちから取り掛かっていたのになかなか終わらずに大変そうだったよね。いつもあんなにおしゃべりなのに、途中から口数めちゃくちゃ減っていったし(笑)」

sonic

「あの時は、おしゃべりする余裕もありませんでしたっけ(笑)でも、最初から仕事用の銀行口座と家計用の銀行口座を完全に分けていればこんなことにならなかったんですよね。なので私のような苦労をしなくてもいいように、最初から絶対に専用口座の用意をおすすめします!

初めての確定申告でサクサク進む人はそういません。

調べることが山積みなんです!

ちなみに還付申告の確定申告は経験ありましたけど、事業所得の申告は初めてでした。勘定科目とか調べるのにも結構時間かかったなぁ(汗)

そんな中でやってしまったのが「プライベートなお金の出入りがあった」こと。

つまり、このプライベートなお金の出入りも「プライベートのお金です」という仕訳をしないといけないから、余計な作業が増えてしまったんですね。

でも、始めから銀行口座を分けていれさえすればこんなことにはならなかったはず。

ということで、これから在宅ワークを始めてみようかなという方や確定申告をやったことない!という方は、私の教訓をぜひ生かしていただけたら幸いです。

たとえ副業でも、在宅ワークを始めるなら銀行口座の開設をおすすめする理由

フリーランスだけでなく、副業で在宅ワークをする方も、個人事業主として開業届を出している・いないにかかわらずビジネス用の銀行口座を持つべきです。

というのも、収入が少しでもあれば確定申告しなければならないからですね。

確定申告については在宅ワークを始めたら主婦でも確定申告は必要?の記事を参照していただくとして

やはり収入が1円でもある以上、確定申告に備えて銀行口座を分けておくべきです。

在宅ワークで働くといっても、企業に雇用されている形で自宅で働くリモートワークなら、税金が源泉徴収された形でお給料が振り込まれるので気にしなくてもいいですけどね。

ただ、在宅ワークはフリーランス・副業問わず自分で売上や経費を計算しなければならない場合がほとんど。

ということで、確定申告に向けて準備を楽にするためには在宅ワーク用の銀行口座を用意すべきなのです。

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在宅ワークで使う銀行口座はなんでもOK。ただし「専用口座」にするべし!

在宅ワーク用の銀行口座は個人口座でOK

在宅ワークで使う銀行口座は、ビジネスカードと違って個人名義の口座をビジネス用に使ってOKです。

そもそも個人が作れる銀行口座は次のとおり。

  • 開業していない方→個人名義の口座のみ
  • 個人事業主として開業している方→個人名義の口座or屋号入りの個人口座

つまり、ビジネス用途で使う場合でも(屋号入り含む)個人名義の口座を使うってことなんです。

ちなみに個人事業主として開業したからといって、屋号入りの口座にしなければならないなんて決まりはないんですよ。

開業していない方と同様に、個人名義の口座を使用してなんら問題ありません。

(屋号がついていたらカッコいいかな?くらいです。)

屋号入りの銀行口座を作りたい方は、屋号入りの口座を開設できる銀行を選んでくださいね。すべての銀行で屋号入りの口座を開設できるワケではありませんので。

ちなみに在宅ワーク用の銀行口座はどこの銀行がおすすめなのか?についてですが

  • ゆうちょ銀行
  • メガバンク
  • 地方銀行
  • ネット銀行

など、いつも生活で使っているような銀行の個人口座でもOK。

というのも、個人で仕事をしている場合、ビジネス用のお財布(=銀行口座)とプライベートのお財布は、あまり区別がつきにくいよねってことなんです。

クレジットカードのときは利用規約を確かめないといけなかったりしたけど、銀行口座はどこの口座でも大丈夫なんやね!

生活費と混ざらないことがポイント

在宅ワーク用の銀行口座はどこの銀行口座でもいいのですが…

生活費のお金の出入りがない「専用口座」を用意するべきです!!

例えば生活費のお金の出入りがあると、その口座のお金の出入りをすべて帳簿へ記帳しなければなりません。

つまり、プライベートなお金の出入りがあればあるほど仕訳数が増えてしまうんです。

でも、仕訳する数がたかが1つや2つ増えても大丈夫じゃない?

たしかに1つや2つ、あるいは仕訳数がたくさん増えても問題なく対応できるのであればいつもの銀行口座を使ってもらっても問題ないのですが…

喫茶ぽてこにて

ぽてこ

「初めての確定申告はいちいち調べながらの記帳で本当に大変だったから、やらなくてもいい作業は極力やらないに越したことないよ。

たこ子

「そういえば、仕訳数が増えるとクラウド会計ソフトのマネーフォワードクラウド会計では無料プランを超えるんよね?うちは無料プランのままで使いたいから、仕訳数が増えるのはイヤやなぁ」

sonic

「それならなおさら、家計用の口座とビジネス用の口座は分けるべきですね!

今から銀行口座を作るなら、在宅ワーク用におすすめの銀行口座ってあるの?

今使っていない銀行口座はないから、新たに作ろうかと考えているよ。ちなみにどこの銀行口座がおすすめとかある?

もし「今から銀行口座を作ろうかな?」と考えている方は、次のようなポイントに注意して選ぶといいですよ。

  1. 取引先から報酬を受け取る場合、振込手数料が極力かからないところを選ぶ
  2. (クラウド会計ソフトを利用する場合)登録できる銀行口座を選ぶ

例えば①の振込手数料。

在宅ワークで稼いだ報酬は基本的に銀行振込で受け取ることが多いと思います。

それはwebライターの原稿料にしてもブロガーがアフィリエイト報酬を受け取る際も同じです。

この振込手数料が在宅ワーカー側の負担だった場合、手元に残るお金が少なくなるわけですから地味に痛いというわけ。

しかし、取引先によっては指定の銀行だと振込手数料が低くなる場合や、振込手数料はなんと無料!という太っ腹な取引先も中には存在します。

自分がどういった取引先とお仕事するのか?は銀行選びのポイントとなりますね。

また②のクラウド会計ソフトで登録できる銀行を選ぶというのは、今はだいたいどこの銀行でも登録できるかと思います。

ちなみに私が使っているマネーフォワードクラウド確定申告では、多くの銀行と連携できるようになっているのでとても便利!

以上、この2つのポイントに気をつけて銀行を選べばOKですね。

ちなみに喫茶メンバーの中では、最近ほとんど使っていなかったゆうちょの口座を事業用にします!という人もいましたよ。

例1:クラウドソーシングの受注がメインの方におすすめの銀行口座

在宅ワークを始めるにあたって、新たに銀行口座を作りますという方。

そういった方向けに、自分の仕事内容に適した銀行口座の探し方をご紹介したいと思います。

例えば、クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングをメインに受注される方は楽天銀行を指定すると振込手数料が安いことが多くおすすめです。

でも楽天銀行の口座は楽天証券と連携するためにマネーブリッジ使っているし、家計用にしたいんだよね。

楽天銀行の口座はプライベート用で使いたいという方は、個人事業主用のビジネス口座を別で作ればOK。

ただしビジネス口座を開設するには税務署に提出済みの開業届のコピーが必要なので、あらかじめ個人事業主として開業しておく必要があります。

そういえば、ぽてこさんも楽天ビジネス口座作ったんですよね?

そうそう!カードの引き落とし先を完全に分けられるからめちゃくちゃ便利だよ!

例えばぽてこさんのように、楽天プレミアムカード+楽天ビジネスカードを利用している場合。

引き落とし先口座 楽天ポイントの付与先
楽天プレミアムカード(家計用) 個人口座 楽天の同一アカウント
楽天ビジネスカード(経費決済用) 楽天ビジネス口座

家計用と経費決済用に支払うカードも引き落とし先の口座も完全に分けられる上、楽天の同一アカウントにポイントが貯まっていくという仕組みになっています。

楽天ビジネス口座は、こういった使い方もできるのでとても便利ですね!

それはそうと…ぽてこさんが手に入れる年間の楽天ポイント数は本当にすごいことになってそうです。

完全に年会費のもと取れる以上の楽天ポイントはもらっております!フフフ♡

例2:ブログでの収益がメインの方におすすめの銀行口座

ブログでは広告を掲載することによって収益を得る方法(アフィリエイト)があります。

特にブロガーの多くは、広告主とブログを仲介するインターネット広告代理店(ASP)を利用される方が多いですね。

ちなみにブログで稼ぐ方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。

さてASPを利用するブロガーさんにおすすめの銀行口座ですが、ASPからの広告報酬の振込を考えると振込手数料に合わせた銀行を選べば問題ないでしょう。

ブログで稼ぐ場合も楽天銀行じゃだめなの?

もちろん楽天銀行でもOK。ただしASPの中には「〇〇銀行以外への振込は手数料を高く設定しています」という会社も一部存在することも。

そういった場合は楽天銀行ではなく振込手数料が安くなる銀行を利用する方がいいかもしれません。

業界最大手のA8.netはゆうちょの振込手数料が格段に安く、また楽天アフィリエイトの報酬を現金で受け取るには楽天銀行が必須だから、私はこの2つを主要のビジネス口座にしてる。

要は、自分はどのASPから受け取る報酬が多いのか?で決めればいいと思います。

中には振込手数料を無料で報酬を振り込みます、という神のようなASPも存在します。(ありがたや~)

また銀行口座は(管理が大変でなければ)複数あっても大丈夫。

とにかく家計用に使っているプライベートなお金の出入りと完全に分けられればいいのです。

その他におすすめの銀行はある?

ここで、楽天銀行やゆうちょ以外にもおすすめな銀行をご紹介しておきますね。

基本的に在宅ワークで利用する銀行はどこの銀行でもいいわけですが、ネット銀行だとweb上から振込を行ったりweb明細を見たりできるのでおすすめです。

例えば、

  • 住信SBIネット銀行
  • ジャパンネット銀行

これららの銀行は、個人事業主からも使いやすいと評判ですね。

ちなみに住信SBIネット銀行では屋号入りの口座は作れませんが、ジャパンネット銀行なら屋号入りの口座も作れます。

(ただし開業届などのコピーは提出必須ですが。)

住信SBIネット銀行は振込手数料が無料となるラインが他の銀行と比べて低かったりするので、結構使い勝手はいいですよ。

同じ銀行に複数の口座を作りたい!そんな時どうする?

喫茶ぽてこにて

まり

「ところで私はまだ開業届を出す予定もないから、普通に近所にあるゆうちょが使いやすいかなって思っているんだけど、すでに家計用に使っているんだよね。こういう場合ってどうしたらいいかな?」

たこ子

「そもそも銀行口座って2つ作れるもんなの?」

Tsumuri

「昔は作れたけど、今はけっこうきびしいよね。」

今は基本的に複数の口座を作ることは推奨されていません。

しかし、どうしても同じ銀行に複数の口座を作りたい!という場合は、開業して屋号入りビジネス用の口座を作る方法を検討してみるといいですよ!

在宅ワークで稼いだお金って自由に銀行口座から引き出せるの?

さっき在宅ワークの口座と別口座の間でお金の移動があると面倒って言ってたけど、稼いだお金って勝手に使ったらあかんの?

銀行口座を家計用とビジネス用の口座に分けた場合、好き勝手にお金を取り出せないイメージがあるかもしれませんね。

特にフリーランスの方は稼いだお金を生活費として使うことも多いかと思います。

そうなると、在宅ワーク用の口座に入金されたお金を取り出せないと困ってしまいますよね。

もちろん取り出せないとかそんなことはなく、口座間のお金の移動は自由ですよ。

ただし、移動させるたびに仕訳をする必要があります。

開業してなくても在宅ワーク専用の銀行口座は必須!個人事業主におすすめの銀行と選び方のポイント

仕訳というのは、帳簿に取引内容を整理して記入すること。

例えば青色申告の場合は複式簿記で記入することになりますが、このような仕訳例になります。

例:ビジネス用の口座から生活費として3万円引き出した場合

借方 貸方 摘要
事業主貸30,000 普通預金30,000 生活費として

(※摘要欄の書き方はあくまでも一例です。決まった書き方はありません)

頻繁にお金の出入りがあると仕訳が面倒だから、お金の移動はまとめてやると楽だよ!

まとめ

以上、在宅ワークの初心者にこそ知っていただきたい!確定申告に向けた準備講座をお届けしてまいりました。

確定申告なんてまだまだ先だから大丈夫!

私は開業するか、今の時点ではまだわからないし、そこまできっちりやらなくてもいいかな?

なんて考えていませんでしたか?

  • 開業するorしない
  • 確定申告するorしない

にかかわらず、在宅ワークを始めようと思った「今」だからこそお金の流れは整えておきたいものですね。

在宅ワークって「副業」というかんじで手軽に始められるけれど、よく考えたら税金の計算も含めてすべて自分でやらないといけないもんね。ほんまに稼ぐって大変や…。

在宅ワークは気になるけれどお金のことは苦手!という方は、まずはこちらの記事をどうぞ。

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